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糸のキソ

 

ぬい糸の強さ

生地による縫い糸の強さ

JISで定められた強さの基準

 縫いものの途中で、糸が切れていらいらしたり、縫い上がってから縫い目がほころびてがっかりしたなどという経験はありませんか?縫い糸には、ある程度の力で引っ張っても“切れない強さが必要です。”細い糸ほど弱く、太い糸ほど強いのは当然ですが、どの糸は どの程度の強さが必要であるかの“強さの基準”がJIS(日本工業規格)で定められています。

 JISは標準的な目安であって「最高のレベル」を表すのではありません。JISを上まわる品質もたくさんあります。素材別 には合繊、絹、綿の順に、合繊がもっとも強く、年数がたっても変化しません。合繊の中でも品種によって強さに差があります。

糸の強さは3つの方法で測定します

引っ張り強さ
引掛け強さ
結節強さ

 糸の強さは右図のような、「引っ張り強さ」「引掛け強さ」「結節強さ」で測定します。


縫い糸の強さ一覧

 縫い糸はなるべく強い糸であることが必要ですが、強ければどんな太さでも良いわけではありません。
生地や用途に合わせた太さの中から、できるだけ強い糸を選ぶことがたいせつです。

(gf=グラム:n=ニュートン)

品種 強さ gf(n) JIS gf
シャッペスパンミシン糸90番 800 (7.8) 570
シャッペスパンミシン糸60番 1,280 (12.5) 900
シャッペスパンミシン糸30番 2,750 (26.9) 1,910
シャッペスパン手縫い糸 1,600 (15.7) 1,200
タイヤー絹ミシン糸50番 950 (9.3) 800
タイヤー絹手縫い糸9号 1,500 (14.7) 1,210
タイヤー絹穴糸16号 4,140 (40.6) 3,230

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